マーケット感覚を身につけよう

あなたは身近にあるものの価値に気付くことが出来ますか?

幼児園児と我々大人が見る金塊の価値は違うのです。これは極端な例でつまり、我々の身近には様々な「価値のあるもの」が眠っているのです。大切なのはその価値に気付けるかどうか。その目を養う事こそがマーケット感覚なのです。

 

市場と価値とマーケット感覚

 

マーケットとは需要者と供給者がお互いのニーズを充たしてくれる相手とマッチングされ価値を交換する場所

 

どんな価値が誰と誰の間で取り引きされるかを直感的に理解出来れば市場の理解に近づくことが出来る

 

では、一体価値とはどういった事なのだろうか?

この本ではお米とスイカに例えられています。

お米とスイカをそれぞれ独占販売したとしましょう。

するとお米は独占販売により値上げをし、より多くの売り上げを伸ばす事が可能ですがスイカは独占販売だとしても値上げをし売り上げを伸ばす事は出来ません。

これは価値の違いです。

お米とスイカは「食べ物」というかくくりですが細かくみると同じではないのです。

食卓に必要不可欠なお米と無くても我慢出来る(潰しが利く)スイカは違う価値となります。

お米は食卓に欠かせないものなので価格を上げても需要者は購入をします。しかし、スイカは値上げにより需要者は購入を諦めせる可能性が出て来ます。

これがお米とスイカの「価値」の違いです

一見同じ様な価値のお米とスイカですが実際は大きく違うのです。

こういった価値の違いに気付けるかどうかはマーケット感覚を身に付ける上で非常に重要ななって来ます。

また価値は変遷します。

常にアンテナを張り巡らせ時代が求める価値の変遷に目を向けることも大切でしょう。江戸時代の様にお米だけが主食の時代とパンやパスタなどお米に変わる主食のある現代ではお米の価値は大きく異なります。時代の変遷を理解し新たに求められる価値に気付ける力を身につける事が大切になります。

 

今後あらゆる面において市場化が進みます。

それに伴いマーケット感覚の重要性も高まります。

マーケット感覚を身に付けようを読みこれからの市場にアンテナを張り巡らせられるようにしましょう